ローマの街歩き情報を発信しています。

今日は、イタリア人についてのあれこれ。
思うままの日記です。

昨日はスタディオ・オリンピコへ
ゴールデン・ガラを見に行ってきました。

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イタリアで行われる
陸上競技の国際大会なのですが、
大会の前座に
中学生による12人リレーがあって、
我が家の長男も参加したのです!

大喜びで、
このためにダイエットまでする騒ぎ!

コーチいわく、
オリンピコで走るときって、
コロッセオのグラディエーターの
気分だよ!だそう。

こっちが緊張したのですが、
本人は、
勝ち負けはとにかく、
十分、楽しんでたよう。
よかった。

それにしても、この大会も、
アフリカ人選手が大活躍。
バンバン、世界記録を更新してました。

それに比べると、
イタリア人選手は、もう1つでしたが、
イタリア人が登場すると、
会場全体が大声援!
思いっきりイタリアびいきしてました。

イタリア人って、
地方意識が強くて、
イタリア人としてのまとまりは・・・
なんてよく聞きますが、
こういう時には、
やっぱりイタリア一色でした。

そして、
後半、イタリア大統領が来場して
巨大スクリーンに映ると、
会場中が大歓声。

イタリアには首相と大統領と両方いて、
首相が実際に政治を行う職務ですが、
大統領に対するイタリア人って
日本の天皇陛下のような感じです。

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そして、その歓声の中で、
国歌のイントロが流れると、
会場にいた人がみんな立ち上がって、
大声で国歌斉唱。

こんなことを書くと、
やっぱりイタリアは、
極右政党が・・・
なんて思われそうですが、
それとはまた別です。

大昔、アメリカで
MBAの試合を見に行った時も、
手を胸にあてた国歌の斉唱に、
えー、と驚いたけど、
それとも、
また違う無邪気さがあるんですよね、
イタリア人って。

みんな楽しそうに国歌を歌ってるんです。

いいな、
みんなで楽しく歌える曲があるなんて。
と、うらやましく思えるくらい。
国歌に対するコンセプトが違うのでしょう。

一方、400mのハードルで、
日本の阿部孝駿選手が、見事3位に!

周りの友達にも、としてもらって、
関係ないけど大喜び!
極右じゃないけど、
日本人が活躍してくれると、
本当に嬉しいです。

走り高跳びでは、
衛藤昴選手と戸邉直人選手と、
2選手も出場してましたが、
残念賞。

走り高跳びには、
イタリアのジャンマルコ・トンベリという
大人気の選手がいて、4位だったのに、
世界記録を出した選手よりも、
大喝采をさらってました。

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前座の子供の付き添いだから、
14時に会場に着いたのに、
結局、終わったのは22時過ぎ。
学校の最終日の前日だっていうのに、
会場には、学生でいっぱい。
まあ、もうバカンス気分ですね。

それにしても、アスリートたちの
引き締まった体、集中力、瞬発力・・・
すごいですね。
同じ人間とは思えない。

たくさんエネルギーをもらって
楽しかった!

普段、子供のしか見てないから、
久しぶりの一流のスポーツ観戦堪能しました。

おすすめです。