こんにちは。

ローマの街歩き情報を発信しています。

今日の話題はタクシーについて。

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ローマでタクシーに乗るのは危険ですか?」
とよく聞かれるのですが、
本当に答えるのが難しい質問です。

確かに、「日本人はカモだ!」と
思っている悪徳運転手がたくさんいる
のも事実です。

でも、悪い人ばかりではないので、
運しだい、としかいいようがないのです。

ローマの旧市街地は直径5キロ。
日本に比べてタクシー代も安い
ので、
うまく使えば、とても快適な移動手段です。

ここでは、上手にタクシーに乗る方法を
ご紹介します。

タクシーの乗り方
1.タクシー乗り場で乗る
タクシーが何台もいる場合、
一番最初に待っていたタクシーにのるように、
指示されます。
好きなタクシーを選べないのですが、
運転手さんの言うことに従いましょう。

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2.街角で停める
空車を見つけたら、手を挙げて停めます。
(日本と同じ)

よく、イタリアはタクシー乗り場で、って
言いますが、日本と同じです。

3.タクシーを呼んでもらう
レストランやホテルで呼んでくれます。
日本と同じで、料金は少しアップします。

タクシーで嫌な思いをしないために
1.正規のタクシーに乗る!
ローマの正規のタクシーは白い車です。

タクシー乗り場で待っていると、
「タクシーか?」
と近づいてくる人がいます。
ついて行ってみると、
(昔、長蛇の列に疲れて、
行ったことがあるのです)
ベンツとかが待ってますが、
これが、いわゆる白タクです。

「15ユーロで行ってあげるよ」が、
やっぱり、「50ユーロ」でした(涙)

よく「白タクに注意」というので、
私は本当に混乱していたのですが、
日本で営業認可を受けていない自動車、
つまり白いプレートナンバーの車が
タクシーのような行為を行うことを、
白タク、と呼んでいるんですね。
なので、ローマの場合は、
この言葉関係なしです!

2.料金メーターの金額を使う
料金メーターがついているか確認、
とも言いますが、
さすがに公認タクシーにはついてます。

では、どういうことかというと、
行き先を告げると、
「今日は混んでるかもしれないけど、
どこどこまでなら、〇〇ユーロで行くよ。」
とか親切そうに言って、
メーターを使いたがらない運転手。

まず、ぼったくられます。
(ぼったくられた経験あり)

まともな運転手は、こんな賭けみたいなこと、
言いません。

こんなことを言うタクシーには、
乗らない!

「NO GRAZIE」(ノー・グラツィエ)と
言っておりましょう。

3.メーターの料金分を支払う。
メーターと違う料金を言われたら、
NO」と言って、メーターを示して、
その分だけを払う

私が聞いたひどい話では、
「2人だから倍払ってくれ」と言われたそう。

「怖かったから、払っちゃった」と
おっしゃってましたが、
払う必要はありません。

通常、タクシーの目的地って、
ホテルかレストラン、お店、空港ですよね。

変なことを言われたら、近くにいる
ホテルのドアボーイとかを呼んでください。
助けてもらえます。


タクシーのチップについて

ちゃんと目的地に連れて行ってくれて、
メーター通りの金額を請求された場合です。
もちろん。

メーターの金額が、
8.90ユーロとか、9.50ユーロとかの場合、
10ユーロ渡して、おつりをあげちゃう、
のように、端数をあげる、でいいと思います。

12.50だったら、13ユーロ渡すとかですね。

もし、ぼったくろうとしたり、
嫌な思いをさせた運転手には、
当然なしです!
きちんとお釣りをもらってくださいね。

ローマのタクシー料金の目安
ローマの街は一方通行の道路が多かったり、
渋滞が多いので、どのくらいの料金か、
あまりわからないのが、困ったところです。

例えば、
テルミニ駅からサンピエトロ大聖堂まで、
15ユーロで行ったこともあれば、
スペイン階段からテルミニ駅まで、
12ユーロかかったこともあります。

あと、絶対覚えておいてほしいのが、
空港まで乗る場合。

ローマ市の条約で、
市内から空港まで48ユーロ
一定料金です。


メーターを使うと、もっと高いので、
空港に行く場合は、絶対に48ユーロ、
何を言われても、それ以上払う必要ありません。

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この写真は見にくいですが、ドアにちゃんと書いてます。

あと、タクシー番号も書いてあるので、
もし嫌な目に遭ったら、メモするのも手ですね。

私がイタリア語が話せるからか、
普段会う運転手さんは、普通の人です。

しかも、ローマのタクシーって、
トヨタの車が多いんですよ。

このガタゴト道に耐えることができるのは、
日本車だよ!なんて、言ってくれたりして。

だから、そんなに怖がる必要もないと
思うのですが、
ぼったくられた方も多いのも事実です。

これ以上、日本人がカモだと思われないように、
おかしい、と思ったら、
絶対に言いなりにならないように!


一人一人が頑張れば、
少しづつ変わっていくはずです。


タクシーが必要な時は、
ぜひ上手に使って、
ローマ観光楽しんでくださいね。