土曜日にスペイン階段の近くを散歩していて偶然見つけたオシャレなオーガニック専門店。

IMG_20190421_195757

ホステリア・デル・メルカート

BIOの専門店で、フルーツ、ワイン、チーズ、エキストラヴァージンオリーブオイルのほか、ポテトチップスとかのスナック類もそろっています。お土産にも最適ですね。

IMG_20190421_195742

IMG_20190421_195726

VIA VITTORIA通りから入ったのですが、細長い京都のウナギの寝床のようなお店で、奥には素敵なビストロとレストランまで併設!

IMG_20190421_195701

ジュースバー、カフェテリア、ピッツェリアでもあるようです。

残念ながら、いつも行くBARでアペリティーボをしたばっかりだったので、今回は見るだけ。お店のスタッフもすごく感じが良かったので、次回試してみたいお店リストにチェックです。

食べてないから何とも言えませんがメニューを見ると

「トリュフと水牛のリコッタチーズのスパゲッティ、€21.5」とか、

「ズッキーニの花のフライがついたカーチョ・エ・ぺーぺ、€13.8
(ペコリーノチーズとパルミジャーノチーズを’クリーム状にしてコショウをたっぷりかけた手打ちのスパゲッティ)」とか、美味しそう。

そして、このお店のいいところはもう一つ、ちゃんと美味しい上質なエキストラヴァージンオリーブオイルにこだわっています。

たとえば、「リコッタチーズとほうれん草のラビオリ、€16.8」は、トマトのスライスとパルミジャーノ・レッジャーノ、バジリコ、そして生のエキストラヴァージンオリーブオイルを和えてたもの、と明記しています。

サラダなどを頼んだ時にテーブルに運ばれてくるオリーブオイルセットは、ローマ近郊の優秀な生産者クアットロ・チョッキ社のエキストラヴァージンオリーブオイル。

IMG_20190421_195637

今、イタリアのレストランでは、いわゆる詰め替えのできる家庭用のオリーブオイル容器に入ったオリーブオイルは提供できないことになっています。

オイルの最大の敵は酸化。古いオイルに継ぎ足していくような低品質のオイルを、イタリアのレストランで提供するなんて言語同断、とオリーブオイル関係者たちが頑張った成果なのです。

ちなみに私はイタリアソムリエ協会公認のオリーブオイルソムリエなので、どこのレストランへ行っても必ずチェック。(お料理、オリーブオイルについては、こちらのブログに書いています。)

もちろん未だに昔風のオリーブオイルの容器を出してくるレストランもありますが、そういうところは、オーナーの意識が低いお店なので行かないようにしています。こういうところで考え方がわかりますよ。

店内でも、もちろんクアットロ・チョッキのエキストラヴァージンオリーブオイルも販売していました。良質なイタリア製のエキストラヴァージンオリーブオイルをおみやげに、という方にぜひおすすめです。もちろんクアットロ・チョッキ社はBIO、有機栽培なので安心です。

IMG_20190421_195606


ホステリア・デル・メルカート(HOSTERIA DEL MERCATO)

Via Vittoria, 53 (ショップ側の入り口)
Via Bocca di Leone, 46 (レストラン側の入り口)
+39.06.69.92.3705
info@hosteriadelmercato.it

とはいっても、もちろん日本でも買うことができます!便利ですね、本当に。