今朝は、朝からワッツアップが盛大になっているなと思ったら、子供のクラスのグループで、
「おめでとう、パオロ、ピエトロ、パオラ、ピエラ!」という、聖人と同じ名前の人へのお祝いメッセージとそのお礼でした。

普段は1人だけなのに、今日は二人。しかもキリスト教の重要人物だけあって人気の名前なので、該当者がたくさん。特に、子供の親の世代に、パオロとパオラが流行っていたようで、この名前の親が必ず1クラスに一人つづはいるような気がします。同じような名前でも、時代によって流行り廃りが一応はあるのです。

しかも、我が家は義姉が誕生日なので、この日は毎年、いい年をした義姉の誕生会です。

今年は、郊外の素敵な町へランチへ出かけ、そのまま子供たちが義姉宅へ泊りに行ったので、夫と久しぶりの子供なしのお出かけ。

piramide

せっかくだから、花火を見に行きたかったのだけど、いろんな理由から、ピラミデにある鉄道博物館へ行ってきました。

ここは、ローマの昔の市電や電車を実際に展示している博物館です。一度、鉄道マニアの方をご案内したところ、ここがローマで一番良かったと喜んでいただきました。実際に車内へはいれるし、当時の写真や書類などを展示してあって、鉄道に関心のない私も、興味深い内容です。なんといっても、オープンスペースでピラミッドが見えているのが楽しいです。

しかも夏の間は、夕方18時30分からオシャレなオープンレストラン&パブ、野外ライブのような場所に変身です。

pole museo 2
いくつかのスペースに分かれていたのですが、何気なく入った私たちは、生のライブのエリアで、テーブルに注文を取りに来てくれるテーブルに座りました。

飲み物は、グラスワインが5ユーロ。カクテルは5~7ユーロ。でも、プラスチックのコップで、サービス料が一人1ユ―ロ加算されていて、かなりがっかり。

食べ物は、巻き寿司やにぎり、生魚のタルタルやカルパッチョ、魚のハンバーグ、魚入りスップリなど魚介類。私たちは15ユーロのセット、生ガキ1個、巻き寿司2個、スップリ、タルタル、魚のフライを頼みました。

巻き寿司はえっ?っていう感じでしたが、タルタルはすごくおいしかったです。トマトのみじん切りが混ざっていて、量がかさ上げされてましたが、フレッシュ感も加わって、なかなかいいアイデアです。

まあ食事はイベント会場なので、という感じでしたが、雰囲気はとっても素敵。ローマの夏の夜ですね。当然、ここから花火は見えず音だけでしたが、ピラミッドを背景に、昔のクラシックな電車に囲まれて、食事をするのは、鉄道マニアではなくても結構楽しい体験でした!

museo pole

POLO MUSEALE ATAC
住所:VIA BARTOLOMEO BOSSI、7(地下鉄B線、ピラミデ駅すぐ)
開館時間:9時から16時(月~木曜日)、9時から13時(金曜日)
入場料:無料