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HOKUSAI. Sulle orme del maestro
「北斎 マエストロの足跡」展
期間:2017年10月12日~2018年1月14日
場所;アラ・パチス博物館

ローマの街中に張ってある「北斎展」のポスター。
葛飾北斎は、世界で有名な日本人の一人というように、
イタリアでも、北斎はすごく人気です。
明日から始まるこの美術展も、恐らく楽しみにしている人も多いはず。

日本人のほうがあまり日本画に関する知識がないのは、あまりにももったいない。
日本人が大好きなフランス印象派のゴッホもモネも、北斎に大きな影響を受けたというのに、どうして日本の学校では、あまり教えてくれなかったのだろうと残念です。

先日行ったフィレンツェのウフィッツィ美術館でも、奇しくも「日本のルネッサンス展」が開かれていました。
室町から江戸時代の屏風が、別棟に展示されていたのですが、美術館内にたくさんいた日本人は、ほとんど姿が見えず、欧米人観光客が熱心に見入ってました。
こういうとき、誰かに説明を求められたらどうしよう、と意味もなく不安になるほど、日本美術に関する知識は、欧米人なみ、という情けなさです。

日本のサントリー美術館や出光美術館などから運ばれてきた屏風絵は、理屈は抜きにしてとてもきれいでした。ウフィッツィ美術館へお出かけの方は、ぜひ足を運んでみてください。

こちらの北斎展も、アラ・パチス美術館へ行くいい機会です。
アラ・パチスは当然だけど、平和の祭壇アラ・パチスのみなので、以前一緒に行った長女に「エッ?これだけ?」なんて言われてしまいました。
よい展示会がある時のほうがお得感があります。
ガラス張りのシンプルな美術館に飾られる200点もの北斎、楽しみです。

追記;北斎展に行ってきました。こちらもどうぞ




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