
今年も恒例のヴァチカン美術館、夜間の入場が4月21日金曜日から始まります。
毎週金曜日のみ、19時から23時まで公開です。(最終入場21時30分)
通常、8月は除かれているのですが、今年はなんと8月も休まずに夜間公開を続けるというニュース。ローマの暑い夏こそ、日が落ちて気持ちよい夕方の風の吹く中、ゆっくり鑑賞できるのはうれしいですね。
ローマ法王は、夏休みはローマの南にある夏の離宮、カステルガンドルフォで過ごすのが恒例だったのですが、現在の法王フランチェスコは夏休みだからってヴァカンスを取ってる時間はない、とヴァカンスに行かない宣言をしてみんなを驚かせていましたが、それに伴って美術館も夏休み働くことにしたようでしょうか。
スケジュールはまだ未定ですが、今年も20時30分からコンサートも予定されています。夏の間は夜9時ころまで明るいローマの夜、ピーニャの中庭で聴くジャズのコンサートはなんともいえない贅沢な経験です。クラシックは通常、ラファエロの間で行われるので、まるでルネッサンス時代の貴族のようですね。
また、ハッピーアワー付きのチケットもあって、ピーニャの中庭にあるお店でビュッフェ形式のアペリティーヴォを楽しめます。料金は美術館のチケット付きで35ユーロ、チケットのみだと16ユーロです。どちらも、完全予約制なので、事前の予約が必要です。(予約料4ユーロ、予約は60日前からです)
ヴァチカン美術館への行き方は、地下鉄のメトロA線で、「OTTAVIANO(オッタヴィアーノ)」もしくは「CIPRO (チプロ)」下車。どちらも徒歩10分です。
あと、ヴァチカン美術館はヴァチカン市国にありますがパスポートは必要ありません。テロ対策で入館時に空港のような荷物チェックがあるので、なるべく身軽に出かけることをお勧めします。
ヴァチカン美術館のチケット予約代行、また美術館内の同行美術案内も承ります。
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roma★granatowines.com(★を@に換えてください)