こんにちは、
ローマの街歩き情報を発信しているブログです。
今年は、ラファエッロの没後500年記念。
イタリアのルネッサンス時代を彩った有名な画家です。
そのためいろんなイベントが予定されていますが、
まず第一弾として、
バチカンが太っ腹な企画を用意してくれています。
というのも、
ラファエッロが描いた下絵をもとにして、
織り上げられた巨大なタペストリーを、
システィーナ礼拝堂に展示して、
一般公開しています。
行かれた方はご存知だと思いますが、
システィーナ礼拝堂の壁には、
カーテンのようなタペストリーの
だまし絵があります。
みんな
ミケランジェロの天井画や壁画を見るのに忙しくて、
あまり目がいかないかもしれませんが、
もともと、
ラファエッロのタペストリーが
飾ってあったところ。
現在では保管のために美術館に保存されていて、
壁にはだまし絵があるのですが、
2月23日までの1週間のみ、
もともとのタペストリーが展示されます。
(バチカンの公式サイトよりお借りしました)
タペストリーと言っても、ご覧のとおり、かなりの大きさ。
当時、これだけの大きさのものを織り上げられるのは、
フランドル地方の工房だけだったそうです。
テレビで映像を見ましたが、
この機会にきれいに修復されています。
織物を修復って、考えただけでも気が遠くなる・・・
もし、この時期にローマを旅行される方は、
ぜひ、ぜひ、23日までに行ってみてください。
お勧めのイベントです!
一般公開より30分早く入場!ヴァチカン美術館+システィーナ礼拝堂+サン・ピエトロ大聖堂 見学ツアー <ローマ観光付きプランあり/日本語> *前日まで予約OK